こちらの言葉はビジネス界の大御所である大前研一さんのお言葉。
自分を変えたい。
20代の頃しょっちゅう思っていた。
自分も起業したい……。もっとできるビジネスマンに……。小説で一発あてて、作家に……。雑誌に取り上げられるようなビジネスマンに……。
などなど。けっこう思っていた。
決意が1番無意味
大前研一氏は、決意が1番無意味と言い切る。
解る。よ〜〜く解る。
何回決意して、突発的な行動に移してきただろう?
しかもそれのどれも続かない。カンフル剤として、自己啓発本を読むが、それでも長続きしない。
本心からやりたいことではないと言うのも、長続きしない一因であるが、それ以上に本当の本当に、真剣の真剣に、自分が心の底から望む「動機」がないかぎり、人は変わらないのだ。
ダイエットなんかがいい例だ。
ダイエットしよう、筋トレやろう、とかその瞬間は思い、ランニングとか始めたりするわけだが、大抵続かない。
だって、キツくてしんどいんだもの(汗)。
食事制限はあるし、身体動かしてヒーヒーするし、甘いもの食べれんし……。
やらなくていいし、大した理由がなければ、こんなツライこと誰もやりたくない。
どうしてもどうしても、心の底から望むことをしないと、人は変わらないのだ。
環境を変えるのが1番実用的
大した理由がないけど、それでも変えたい場合はどうするか?
時間配分を変える、人間関係を変える、とあるがどちらもあまり効果的じゃない。
環境を変える。
これが1番手っ取り早く自分をーー人生を変えられる。
現に自分は、プログラマーになりたくて(正確には前の会社から逃れたかった)、半年分の生活費やスクール費用を貯めて、会社を辞めた。退路を絶った。
その結果、いま幸いプログラマーとしてとある会社で働いている。
これが中途半端に、
「会社にいながらプログラミング学んでそのうち転職すればいいやー」
となっていたら、どうだったろう?
100%まえの会社を辞めてない自信がある。
以前と変わらない人生をーー不満タラタラの生活を送っていたことだと思う(まあいまも不満はあるが)。
筋トレもそう。
ジム費用払わずに、自重トレーニングを選んだと仮定する。
100%やらない自信がある。
こうやってブログ書いているのもそう。
アフィリエイトでお金が欲しいからである(けっこう切実でゲスな理由ですみません)。
これが、前と同じで実家に住み着いていたらどうしていただろう。
100%書いていない自信がある。むしろ始めてすらいない自信がある。
だって、実家にいれば生活に困らないんだもの。
困ってなければ、実行する理由がない。ーー以前と変わらないままである。
本当に、心の底から望んでることでも、環境を変えちまおう
状況の変化ーー自分を変えたいなら、環境を変えるのが1番いい。
自分は「怠惰」な人間なので、環境を変えるのが1番手っ取り早く、しかも成果がある。
「えいやっ!!」と飛び込んでしまうほうがいい。それが後戻り出来ない状況であればーー退路がない状態であればあるほど、人は必死に何とかするのだから。
プログラミングスクール時代の自分も、引き返す道がなく、前へ前へと進む道しか残ってなかったので、必死になっていたので、環境を変えるのが1番効果的です。
そんな感じです。
それではまたー。