スライトエッジという本を読んで。

雑記

久方ぶりに自己啓発なる分野の本を読んだ。もう手を出すことはほとんど無かろうかと思っていたが、禁欲を参考にしているブログさんでこの本を紹介していたので、興味本位で購入。

amazonで買おうと思っていたが、あちこちの本屋行ったが全然どこにも売ってなかった。大手のジュンク堂書店や紀伊国屋書店とか行っても全然見当たらなかった。検索かけても在庫切れ。

これはもうamazonで買うしかないなぁ、と思っていたら、たまたまいま住んでる地域の本屋行ったら置いてあってガックリした。あちこち駆けずり回ったのに、最終的に近場にあるというオチで^^;

そんなこんなでやっとこさ手に入れた本でしたが、書かれてあることは至極まっとうな事が書かれていた。

だいたいこの手の類の本は、「目標を明確にすること」「期限を決めること」「燃えるような願望を持つこと」「とにかく行動をする」とか、共通事項が書かれているので、そこは割愛。

「こりゃあこの本も、よくあること書かれてる成功哲学の本かー」と思っていたが、読み進めていくうちに目からウロコの箇所が。

著者いわく「スライトエッジとは取るに足らない小さなこと」で、「その小さな行動が、何年後かに実を結ぶ」とのこと。

珍しいなと思ったのが、だいたい「90日間で人生を変える〜」や「3週間で習慣が身につく〜」とかではなく、日々の小さな決断をする場面で自分のタメになる行動を選択することが、最終的に成功者となるという説明があったので、これは意外だと思った。

朝早く目覚めて、「まだ外が暗い」と再度布団にもぐり惰眠を貪るのか。
それとも、バッと布団から起きて早朝ランニングをするのか。

こういった小さな場面での選択が未来の自分を成功者にするか否かを説明していた本だった。

実際、10分間身になる読書をしなくても、その場では何も変わらない。かといって、その日10分間の読書をしても人生にさしたる変化が訪れるわけではないと、著者は説明している。

だけど、それは大きな間違いで、積み重ねた行為の結果は、将来突然現れるという。

良いほうであれ、悪い結果であれ、それこそ魔法のように突如現れて自分の未来を決める、と。

確かにいまはもう、すぐに結果を出す、ということが当たり前の風潮だ。すぐに、いますぐ、瞬時に、という結果を世間は求めるし自分も欲する。

だがそれは大きな間違いで、大きな成果は小さな決断を何度も繰り返して(最良の行動ね)初めて実を結ぶと著者は言う。

これを自分に当てはめるならば、プログラミングに関連する学習を日々行うこと。コードを1行でも良いから休みの日に書くこと、となる。

確かに休日には別に書かなくてい。自分の好きなこととか、娯楽を思う存分にして、プログラミングに関することは完全に休止する。平日にコードを書くのだから、わざわざ休日に書くことはない。だが、それでは将来のーー未来はあまりいい未来が待ってないような気がする。

もっと成果を出して認められるならば、1日も絶やすことなく1行でもコードを書くことがより良い未来につながるわけだ。

日々の積み重ねが、習慣が、未来を作っていく。良い方向であれ、悪い方向であれーー

その大事さを、スライトエッジという本は教えてくれた。

最近サボりぎみだった色んなことを再設定して、悪癖を駆逐して、自分の未来をより良い方向へ持っていく日々の行動を選択していきたい。

ブログ、筋トレ、プログラミング。

この3つの能力をどんどん伸ばしていきます。

そんな感じでした。

スライトエッジ

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