その日は、いつも仕事で使ってるiPadの調子が悪かった。調子が悪かったというよりipaファイルを作成した後、アプリをDLしたら何故か出来なかった。
「あれっー? おっかしいな……」
Googleで調べたら、iPad再起動やAppleIDのログイン、アプリを一回消してまた再び入れる、などのごくごくまっとうな解決方法が提示された。
Appleのバグだとか、iOSのバージョンアップのバグだとか、キャッシュだ何だとあったので、取り敢えず1番確実性が高い「iPadの再起動」を自分は選択。
ホームボタンと横にあるON、OFFのスイッチを同時に押した。今までも原因不明のトラブルは大体再起動で直っていたので、今回も大丈夫だろうと思った。
「!?」
リンゴのマークが浮かび上がったあと、チュートリアルに沿っていくと、見覚えのない文字が浮かび上がる。
『アクティベーションロック
』ーーiPadがアクティベートじゃない。
(何じゃこりゃ?)と思っていると、AppleIDとPasswordを入力しろという。うーん、知らん。
自分のプライベートのiPhoneなどは覚えてるが、会社のやつは分からないなーと思いながら、出向先の人にAppleIDとPasswordを聞くと、
「ゴメン。分からないんだよね」
という解答。
「ふぁっ!?」と頭の中がパニクってる間に、「けっこう古いiPadだし、色んな人が使いまわしてるし、特別管理はしてないんだよ」と言われたので、まあ分からんでもないわなぁと(管理はしとけよとも思ったが)。
取り敢えず解決方法を調べると、「Appleに問い合わせ」以外の解決策がない。iTunesでリカバリーモードで解決できる旨も書いてあったが、けっきょくPasswordを求められるようなので棄却。
Appleに問い合わせすれば解決するということを話したが、けっこう古いiPadなのと、時間がかかりそう(手間)という理由で時間があるときに、出向先の人がやるという方向になった(多分やらない)。
AppleIDとPasswordが分からないので、そのままiPadがダメになっというお話で、今後は絶対にAppleIDとPasswordをローカルで保存しとこうと決意した話でもありました。
iOS/macOSプログラマのためのXcode時短開発テクニック
何かしら情報あるかなとも探したが、全然書いてなかったな……。