寺小屋制度というプログラミングレッスンはもっと増えればいい。

雑記

「スキル感足りないね」とか「スキルがない」とか「スキル感がないから通らなかった」とかとかとか……。

これって良く言われる、いまも言われてるが、このスキルの正体って「問題解決能力のことだよね?」って最近思ってます。

言われる度に、「あー、オレってスキル全然ないわー…」って思ってるが、最近はこの「スキルスキル」って言われると自分の中でモヤッとしたものが生まれる。

そもそもプログラミング自体が「問題を解決する手段」の1種であって、別にプログラミング自体は魔法でもなんでもない。

困っている人が、

「我々はこれを実現したい。だがこの方法が解決or実現できない」

から解決できる人を欲してるわけであって、別にスキルを高い人を求めてるわけじゃないと思うのです。

ただその抱えてる問題が難解であるから、それを解決できるスキルーー経験を求めてるだけであって、必然的に「スキルが高い人」が必要になってくるわけです。

しかも直近で、「今すぐ解決したい!!」というニーズがあるからなわけだが、逆に言えば、「直近で困ってない問題の解決!!」だったら、別にそこまでスキル高い人を求めなくてもいいと思うのです。

見込みのありそうな人をチョイスして、その人を育てて、んでそのうち問題が発生したら解決できる人材になってもらう、みたいな成長戦略があってもいいと思うけれど、現実はどこも「即戦力!即戦力!」である。

特に資金が不足している会社や、人材の育成にお金をかけない会社であればなおのこと。しかも、そのスキル求めてる人を成長させたあと辞められてしまうと、精神的にも金銭的にも損害が大きい。

いまの時代の風潮、会社を辞めて、あっちらこっちらへとホイホイ移動するスタイルが流行ってるわけで、そのワークスタイルが賞賛されてる。

それも1つのワークスタイルだけれど、1つの会社でガッチリとスキルを学んでその会社を大きくする、というのも良いと思うのですが、この考え方は自分の考えが古いのであって、別に支持されない気がする。

そもそも、その会社に嫌気や魅力がなくなったら去ってしまうものだし、新たにスタートアップ立ち上げて会社を大きくすれば一緒じゃん!!ともなってしまう。しかも労働環境が会わなかったら、病んでしまう前にさっさと逃げ出した方がいい。

けれども、いわゆるスキルが高い==問題解決能力を高めるためには結構な年月が必要になるわけです。年単位で。じっくりと腰を据えてプログラミングに臨まねば、決して身につかないものなのです。

「爆速で成長する!!」とか「3ヶ月で一人前!!」とか、まあ早ければ早い成長ほど好ましいわけですが、現実は違う。自分だって早く成長したい!!と考えてるが如何せん、中々都合よく成長してくれません。じっくりと、早くーーうさぎがサボらずに事を進めればと考えている。

だけど、やはり爆速で伸びる、成長する人が中にはいるのは事実なので、その人を見て「負けてらんねえなぁ」とか思うわけですが、自分は凡人なので、やはりサボったり休憩したり遊びたくなったりする。そうするとその人の差はどんどん開いていくので、それがまた焦りにつながってしまうのはいかんともしがたい。

まあそもそも、その「爆速で成長する」==「問題トラブルの解決」になるわけですが、そんな頻繁にトラブルにあうと精神的に病んでしまうので、1週間のうち2日程度のトラブルをこちらとしては望みたい。

全部トラブルの日を設けて、爆速で成長したい、というドM精神の持ち主は快感と恍惚に満ち溢れるだろうが、自分は時間をつぎ込んで能力を伸ばすしかない凡人精神なので、着実にいきたいわけです。

正直巷のプログラミングレッスン受けても現場では全く役に立たない。やれて当たり前なのだし、それ以上の事を求められるし、スクールで習ったものなんてたかがしれているというのを、実務で思い知らされるわけです。

そうなってくると、メンターがいて実務をしっかりと弟子に学ばせて報酬を得る、というサイクルが必須なわけです。しかも短期間ではなく、長期間で。

そうすれば、弟子は成長する。メンターはお金が入ってくる。しかも互いに成長を喜び合えるwin-winという意識高い系の報酬もGETできるわけですね。すばらしい!!

というのを、

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こちらの会社さんの記事を見て考えた次第です。

年齢で足切ったりしなければスゴイいい制度だと思うんですけど、どうなんでしょう? イメージはやはり20代が主体の気がするけれど。

もっと窓口を広くし、実務を学ばせる。んで、業界的に慢性的な人手不足を解消できれば素晴らしいと思うんですけどね。

エンジニアの人手不足を解消したい!!のが業界としてあるらしいですが、年齢を窓口にするあたり、本気で業界的に人手不足を解消したいわけではないような気もする。

ここらへんは足を突っ込んだら泥沼化しそうな気がするし、自分も知れない深い考えがあると思うのでこれ以上は触れないですが。

でも、こういった取り組みがどんどん増えていけばいいなぁとは思った次第。それが年齢を気にしない制度になってく取り組みはどんどん増えていけばいい。

そのうち、自分もそういった取り組みやれていければいいなぁと思います。

そんな感じですかね。

それではまた。

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